VOL.05

デザインの力で、
人材育成の可能性を多くの人に伝えたい。

眞﨑 大輔

代表取締役社長

美術学部 情報デザイン学科卒。
学生時代、ポスターや書籍などの制作を通して、社会のあらゆるモノや人、事象の結びつきをデザインすることに関心を持つ。様々な企業を調べていく中で、ラーニングエージェンシーに出会う。デザインの力によって、人材育成の魅力や可能性を多くの方に伝えたいと思い、入社を決意。

デザインの力で、人の成長に貢献する

私は、小さい時から絵を描くことが好きで、美術を専門的に学びたいと思い、美大に進学しました。大学では情報デザインを専攻し、情報設計やインフォグラフィックなど、相手に情報を伝えるための様々な技術や知識を学びました。情報デザインでは、自分の主観でデザインの良し悪しを決めるのではなく、対象者への情報の伝わり方や理解度によってデザインの評価が決まります。そこに、やりがいを感じていました。

目的や対象者を意識してデザインする点は、現在のデザイナーの仕事に共通する部分ですね。ちなみに、卒業後の進路はどのように選んだのですか?

私は、デザインによって、人の感情や行動にポジティブな変化を与える仕事がしたいと漠然と考え、就職活動を始めました。様々な企業やそこで働くデザイナーの話を聞く過程で、人や組織の成長に貢献する「人材育成」というテーマを知り、そして出合ったのがラーニングエージェンシーでした。
デザイナーを目指す学生にとって、制作会社で様々なデザイン経験を積む選択や、企業のインハウスデザイナーとしてブランディング活動に携わる選択、フリーのデザイナーとして活動する選択など、進路の選択肢は様々です。私の場合、そうした選択肢に縛られることなく、人の感情や行動にポジティブな変化を与えたいという考えで進路を選んだ結果、人材育成会社のインハウスデザイナーという、現在の仕事に巡り合うことができたのだと思います。

なるほど。「人の感情や行動にポジティブな変化を与える」という考えが、「人材育成」とつながったのですね。実際に働いてみてどうですか?

お客様の成長を想い描きながら、デザインを試行錯誤、改善していくプロセスがとても面白いです。デザインにルールや正解はないので、お客様の反応やお客様に関わる営業担当、講師からのフィードバックを受けながら、改善していくことを心掛けています。

良い心掛けですね。完成したらそこで終了させるのではなく、より良いデザインに育て上げていくことが大切です。インハウスデザイナーとして、お客様の気づきや学びを促すデザインを実現してほしいです。

ラーニングエージェンシーのデザイナーとしての仕事は、就職活動当時に思い描いていた仕事そのものだと実感しています。これからも、期待に応えられるように頑張ります。

ラーニングエージェンシーらしさを
創造する

今は、どんな仕事に携わっているのですか?

お客様が研修を受講する際に使用するテキストや研修中に投影するスライドのデザイン、営業担当がお客様にサービスを提案する際に使用するパンフレット、WEBページのデザインなど、多くのデザイン業務に携わっています。また、これらの業務に加えて、会社のイメージ戦略プロジェクトにも参加し、先輩方と意見を出し合いながらブランディング施策についても考えています。

すでに様々な業務に携わっているんですね。イメージ戦略プロジェクトでも、皆さんから沢山のアイデアが出ることを期待しています。会社のイメージをつくる要素は無限にありますよね。例をあげると、研修教室の掲示物や空間に流れる音楽など、そんな身近な要素からも会社のイメージはつくられます。様々な要素の積み重ねや掛け合わせによって、ラーニングエージェンシーらしいイメージがつくられます。皆さんには、デザイナーの視点でどんどんアイデアを出して、実行してほしいです。

確かに、まだまだ手掛けられる要素が沢山あると思います。先日のミーティングでも、先輩がノベルティの提案や年賀状をクリスマスカードに変更したらどうかなど、様々なアイデアを出されていました。私も、しっかりとアンテナを張り、アイデアをカタチにしていきたいです。

目の前の仕事を通しても、アイデアは出てきますよ。例えば、ランディングページのデザインを考えるとき、伝わりやすさや見やすさなどデザイン全体のクオリティだけを考えるのではなく、「ページを見るお客様はどんな状況なのか」「このページを見てどういう行動を起こして欲しいのか」などを想像することが出来れば、色々なアイデアが出てくるはずです。

そう考えると思考がどんどん広がっていきます。キャッチコピーを再考したり、ランディングページ以外の媒体を提案するなど、色々な選択肢が出てきます。

そうですね。デザインの目的をしっかり捉えることが出来れば、アイデアは広がっていくはずです。そのためには、どんなことが大切だと思いますか?

当たり前かもしれませんが、やはりお客様を知ることでしょうか。当社のサービスはどんなお客様が使われているのか、また企業規模や業界、業種によってどのような特徴があるのかなど。知れば知るほど、お客様がどんな課題を抱えているのかを想像することができます。

その通りです。お客様のことを知ることで、お客様の思考を行動に直結させるデザインに近づけることができます。是非、そういったことを意識しながらデザイン業務に取り組んでください。

知識の量が、デザインの質につながる

大学の時はひたすらデザインに特化して勉強していましたが、入社してからはデザインだけでなく、社会人としてのビジネス基礎スキルや会社のこと、サービス内容など、新たに学ぶことがとても多く、毎日が学びの連続です。さらに、人材育成の知識をもっと身に付けるべきだと思い、努力しています。

素晴らしいですね。何故そう思ったのですか?

仕事を通じて、より良いデザインを行うためには、人材育成の知識が必要不可欠だということを痛感したからです。以前、新入社員向けに「行動の習慣化」をサポートする新しいサービスがリリースされ、それに伴いお客様にサービスを紹介するためのパンフレットを制作することになりました。私は図や画像、各説明文のキャッチコピーなど、パンフレットの詳細部分の制作を任されました。しかし、いざデザインを考えようとしてもアイデアが浮かばずに行き詰ってしまいました。そんな時に、先輩から「デザインする側が理解していないことを相手に伝えることはできない」と言われ、ハッとしました。自分がサービスの概要を知っただけで全てを理解していたつもりになっていたことに気がつきました。同時に、サービスの目的でもある「習慣化」や人材育成の知識をもっと付けなければならないと強く感じました。

良い気づきですね。サービスとその根源となる人材育成の知識がなければ、お客様にとって良いデザインを生み出すことは決してできません。そこに気づけたからこそ、今の努力があるのですね。

そのことに気づいてから、書籍などで「習慣化」について調べ、まずは沢山の知識をインプットしました。調べても理解し難い部分は開発担当者や社内の専門知識を持っている方に積極的に質問しました。そして、デザイン案を作っては、開発担当者に提案し、フィードバックをもらうプロセスを何度も繰り返していくことで、さらに理解を深めることができました。

知識をつける前と後では、デザイン業務にどのような変化がありましたか?

お客様に伝えるべき情報が明確になり、何通りものアイデアが浮かぶようになりました。例えば、「習慣化」を促すためには、本人の力だけではなく、周囲の上司や仲間との関わりが大切です。それを示すために、他者との関わりがイメージできる図やアイコンを考えました。また、行動する前の本人の意識と行動した後の振り返りが重要であることを認識してもらうために、キャッチフレーズやフォントの色、大きさを変えるなど、趣向を凝らしました。こうしたアイデアをデザインに落とし込むことで、最終的に納得のいくパンフレットを完成させることが出来ました。

今回のサービスの目的でもある、「習慣化」の知識を身に付けることで、視野が広がり、デザインの選択肢が増え、完成度の高いパンフレットに仕上げることができたのですね。人材育成は、知れば知るほど奥が深いテーマです。これからも知識を深めていき、デザインに活かしてほしいと思います。

学べば学ぶほど、デザインの幅やクオリティが上がっていくのを身を持って実感し、もっと学びたいと思うようになりました。ラーニングエージェンシーのデザイナーとして、人材育成の可能性をデザインによって、多くの方に伝えていきたいです。

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