書籍|女性の視点で見直す人材育成ーだれもが働きやすい「最高の職場」をつくる|出版情報|人材育成・社員研修

世界最大規模の7,400人徹底リサーチ × 人材開発の研究・理論

書籍名
女性の視点で見直す人材育成
―だれもが働きやすい「最高の職場」をつくる
出版社
ダイヤモンド社
著者
中原淳、トーマツ イノベーション(※)
価格
本体 2,000円+税
出版
2018年8月2日
ISBN
978-4-478-10290-9
※2019年4月にALL DIFFERENT株式会社に社名変更

仕事とプライベートを両立させたいと考える女性や、
「優秀な人材が辞めていく...育たない...」
と悩むマネジャー・人事担当者・経営幹部必携です。

多様性の時代となった今、だれもが働きやすい職場づくりは、企業にとって優先的に取り組むべきことのひとつです。
本書では、スタッフ、リーダー、マネジャー、ワーキングマザーという「4つのトランジション」に注目しながら、7,400人のリサーチ結果をもとに「女性の働く」を徹底的に科学しました。

調査結果からは、意外な事実も見えてきます。
「なぜ昇進したがらない女性が多いのか?」
「仕事の重視ポイントに男女の違いはあるのか?」
「ワーキングマザーを部下に持つ管理職は何を注意すべきなのか?」

だれもが働きやすい「最高の職場」をつくるために「これからの人材育成」のエッセンスを凝縮した一冊です。ぜひご一読ください。

Index

はじめに

なぜいま、「女性の働く」を科学するのか?(中原淳)

CHAPTER 0 女性活躍推進、何がおかしい?

・女性は「もっと活躍すべき」なのか? ――データで見る「女性の働く」のいま
・女性は「ずっと仕事を続けたい」のか?
・女性が「長く働きたい」と思う理由は?
・女性の「ロールモデル」は必要なのか? ――「女性活躍推進」が陥りやすい神話
・女性の「育成・学び」に不可欠なものとは? ――「職場づくり」と「トランジション」

CHAPTER 1 女性が「職場」に求めるもの ――スタッフ期

・女性スタッフが「辞めたい」と思う原因は?
・女性スタッフが「出世」を嫌がる理由とは? ――「昇進意欲」を規定する要因
・女性スタッフは「自信」がないのか? ――「インポスター症候群」と「背伸びの経験」

CHAPTER 2 女性が「自信」を得る瞬間 ――リーダー期

・女性リーダーは「最初」が肝心? ――「トランジション」と「リアリティショック」
・女性リーダーは「叱る」のが苦手? ――「SBI情報」に基づいた「フィードバック」
・女性リーダーが「ジレンマ」に弱いのはなぜ?

CHAPTER 3 女性が「管理職」になる日 ――マネジャー期

・女性マネジャーの「昇進」はなぜモメるのか? ――昇進受け入れのための「上司からの説得」
・女性マネジャーは「嫉妬」の的になる? ――「女王バチ症候群」と「戦略的無能」
・女性マネジャーは「戦略」に不向きか?

CHAPTER 4 育児と仕事を両立するには? ――ワーママ期

・ワーママ女性は「離職予備軍」なのか? ――子育て女性を取り巻く「思い込み」
・ワーママ女性の「成果」を高める要因とは?
・ワーママ女性は「助け」をなぜ求めない? ――育児にまつわるヘルプシーキング行動
・ワーママ女性は「ラク」をしたいのか? ――子育て女性の「認知ギャップ」
・ワーママ女性と「残業」はなぜ相性が悪い?
・ワーママ女性は「職場外」に何を求めるか? ――「チーム育児」がもたらす効用

おわりに

「女性視点」から多くの気づきを得た経営者として(眞﨑大輔)